2010年1月1日 - Volume 15

JAPAN FASHION PRODUCT NEWS

JAPAN-FPO
 

JAPAN FASHION PRODUCT NEWS Volume 15 - Index

2010年 新年のごあいさつ

JAPAN-FPO 代表 岡田茂樹より新年のごあいさつ

「ファッションビジネスの地殻変動」

昨夜「カンブリア宮殿」を見ていましたがそのときスズキの鈴木会長が「常識」もスピード化されて今は5年タームでコロリと変わるという言葉が何回かありました。

今年はファースト・ファッションに席巻された一年でした。来年は美意識・価値観においての常識が変化する年と思います。
その常識の変化の一番は「手軽に安価に楽しめる」と「その商品の価値観に惹かれて」との二分化だと思います。

だからこそ「クリエーション」が見直される年なのです。そこに若いデザイナーのビジネスが台頭する可能性が限りなくあるのです。
常識の変化―価値観の変化―クリエーションへの評価そんな新年を予感します。

平成22年 元旦
日本ファッションプロダクト協会
代表 岡田茂樹

株式会社イッセイミヤケ 代表取締役社長 太田伸之様より新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。

この1年間を振り返ると、元気なファストファッションやユニクロの影響を受け、業界中で「価格」だけが論じられ、デザインやクオリティの「価値」は軽視されてきたような印象を受けます。が、果たしてこれで良いのでしょうか。

また、昨年は内外のファッションハウスが経営破綻したり、有力外資ブランドが百貨店から撤退、ブランドビジネス全体に大きな変化がありました。
小売店の大半は前年対比90%にも満たない低迷状態、経費カットのあおりでウインドーや店内VPは総じて貧弱になり、ますますお客様の購買意欲を高めることはできませんでした。いわゆる負のスパイラルです。
このまま価格志向と貧弱なディスプレイを続けていては、消費はもっと冷え込み、トンネルの先はいつまでたっても見えてきません。

こういう時だからこそ創意工夫し、お客様をワクワクさせる商品の開発と魅力的な陳列、心のこもったサービスをせねばならないと考えます。
弊社は「日本で手のないもの」以外はなるべく目の届く日本で生産しよう、日本の製造業の皆さんと共に新しい素材や技術を開発しようとモノづくりをしてまいりましたが、この困難な時こそ安易に海外拠点に手を出すのではなく、「メイド・イン・ジャパン」にこだわり、少しでも価値のある商品を世に出したいと思っています。

企画現場も生産現場も世の中の生活価値観変化をしっかり把握し、現実的なクリエーションとお客様からより信頼されるモノづくりに腐心して、共に明日のジャパン・ファッションを世界に訴求していきましょう。

平成22年 元旦
株式会社イッセイミヤケ
代表取締役社長 太田伸之

JAPAN-FPO 理事より新年のごあいさつ

日本ファッションは変革の年を迎えるか?
2009年アメリカではじめての黒人大統領が就任した。
金融危機に直面したアメリカ国民にアピールした「チェンジ」が支持された。
日本でも、先行きが見えない景気の悪化や、政治家のリーダーシップ不在、国民を軽視した官僚など多くの不満が募り、その行き場のない怒りが我慢強い日本国民にも、「変化」を起こさせた。
日本政治史で初めて国政選挙で野党が圧倒的民意を得て政権交代したのだ。
2009年の新語・流行語大賞では「政権交代」が選ばれ、鳩山由紀夫内閣総理大臣が受賞した。

同じように、日本のファッション業界に関わる者達にも、不満や怒りが満ちてきている。
「日本の製造業は世界トップだ」といまだに過去の成功体験にしがみついているが、実際には世界での日本製品のシェアは落ち続けている。このままでよいのか。
「ヨウジヤマモト、コムデギャルソン、イッセイミヤケに続く世界から尊敬される日本人デザイナーが生まれないではないか。このままでよいのか。
不況で日本ブランドが売れないときに、日本には欧米からメガブランドが進出し、日本ブランドのシェアを奪っている。ここままでよいのか。
2000年以上も継続した文化を持つ世界で唯一の国なのに、日本人自身がその文化を軽視して、欧米の模倣をしている。このままでよいのか。

こうして疑問を持ち、我慢し続けてきた日本人デザイナーの中から、「このままではいけない」「変革しよう」という意識を持つ次世代デザイナーが生まれつつある JAPAN-FPOは、変革を起す意欲溢れるデザイナーや製造業者が集まっている。 2010年は、日本のファッション業界に関わる製造業者やクリエイターからの変革が目に見えるようになるだろう。

その日本ファッションの変革を最初に感じるのは、日本人デザイナーを軽視する日本国内のバイヤーではなく、これまで日本ブランドを支持してくれた海外のあなたたちバイヤーになるだろう。 我々JAPAN-FPOの活動にぜひ注目してほしい。

台東デザイナービレッジ
村長 鈴木淳

明けましておめでとうございます。
当社は去年、海外での営業活動に多くの時間を費やしましたが、一社で全てを知り実行するにあたり、力不足を痛感させられました。
私が見受けたところ、日本以外の国の方々には、世界で戦う為に海外での強い団結力を感じますが、日本人は非常にまとまれない人種のようです。
縁あって皆さんとお会いすることができて、これは団結するきっかけが出来たのだと感じます。
一人よりも二人、二人よりも三人・・・必ず大きな力となることと確信します。
共に戦いましょう。

有限会社ファッションしらいし
代表取締役 白石正裕

新年明けましておめでとうございます。
未だ出口の見えない不安定要素の多い現状ですが、この時期にしか出来ない新たな取り組みも萌芽し始めています。
情報発信により数多くの出会いが生まれ、国内アパレルも活性化の兆しが見えます。
しかしながら、まだまだ海外に対しては日本の良さを伝えきれていません。
今年度は、若手クリエーターのみならず、テキスタイル・生産サイドも積極的に海外に進出するチャンスだと思います。
一緒に頑張っていきましょう。

株式会社ケーエム縫製
代表取締役 水谷浩陸

新年明けましておめでとうございます。
今年も日々、「心・技・体」を鍛えて荒波を乗りこなしたいと思います。
大変な一年になる事でしょう。
だからこそ「チャレンジ」を!!
今年も宜しくお願い致します。

アトリエいしくら
代表取締役 石倉崇之

皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年は日本では政権交代があったりして日々の状況が目まぐるしく変化しました。
世界の経済状況も不安定で新たな船出も大変な時にちょうど当たってしまいました。
ファッションの世界も様相が一変して、新しい船出と思ってよいでしょう。
この新しい船の舵を取るのはそれぞれですし、エンジン系統のメンテナンスを行うのも私達、あなたがた自身と思います。
誰かがやってくれるだろうを待つのではなくて、自分で自分達でやってみようという強い気持ちが今年の行方を左右するのではないかと思っています。
皆さん、がんばってゆきましょう!

株式会社ニレ・アップス
代表取締役 楡井淑子

新年 明けましておめでとうございます。
今年は昨年よりも大変な年だと言われています。
この大波を乗り越えてこそ本物としての存在をはっきりさせることが出来ると思います。
こんなご時勢だからこそ、誰もが実行しなかったこと、新しいアイデアを具現化してゆく力強い意志が必要となります。個々では出来ないことも、この協会を通じて具体的に進めることが出来ればと思っています。

株式会社ニレ・アップス
専務取締役 岡田正美

JAPAN-FPO 事務局より新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。
新たな年、2010年が始まりました。
新たに考え、新たに挑戦し、新たな活路を共に見出していければと思っております。
本年度も何卒宜しくお願い申し上げます。

日本ファッションプロダクト協会
事務局 鳥居享平

■次回のJAPAN FASHION PRODUCT NEWS Volume 16は
 1月5日に配信予定です