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「ものづくりの実際」の講演会@デザビレ

  • 2009-06-01 (月) 12:58
  • NEWS

5月29日(土)デザビレにて、サン・モード・スタジオ代表の柴山登光氏をお招きして、JAPAN-FPO主催のセミナーを行いました。

JAPAN-FPO理事でもある、ケーエム縫製水谷氏の司会進行にて講演会スタート。50名以上の方々にご参加頂きました。

題目:「ものづくりの実際」 ~イタリアのSU MISURAから学ぶ~

柴山氏が訪れた[ゼニア Su misura]を紹介いただきました。

※Su mizura(ス・ミズーラ)とは…
個人のサイズに合わせる(採寸)という意味のイタリア語。
既成か仕立てしかなかった頃は、服や靴を個人用に仕立てること
(フルーオーダー)を意味していましたが、
現在は、既成の型を採寸で修正するいわゆる【パターンオーダー】
に使われる事が多い。

講演内容は大変興味深いものでしたが、オープンに出来ない内容を
含んでいますので、残念ながら全てをここで語るコトは出来ません。

■スイスのカッティングセンター

・プログラム室[テクニカルフィルター]は、全世界に対応する為に
 24時間体制を組む。
・原反ストックは約50万mが常に在庫される。
・CAMは16台稼働。

■湿度管理

・イタリアは日本に比べて気温差が少なく、そのため湿度も安定している。
・それ故に縫製工程内でのアイロン処理(中間プレス)の手法も、
 日本とは異なる。

■モデリスタの存在

・デザイナーの意図を具現出来る。
  ねらいの品質と出来栄えの品質を近づける。
  その為の工程改善が提案できる。
・素材とパターンと縫製のマッチングを予想し手が打てる。
  作り手だけに無理を強いない。
・市場価格と製造コストのバランスが分かる。
  アメリカの合理主義、ヨーロッパのこだわりなど、売り先の
  マーケットを読む。

■メイド イン ジャパン

・縫製技術は負けていない
・ただ、手にしみ込んだものがある(言葉では言い表せない”文化の壁”)。
・もっと服を着よう・知ろう
・いつほどかれても見られても良いつくり
・ルーツを知って発想するデザイナー
・デザイナーとファクトリーのコラボレーション
・それを売り出すマーチャンダイザー
・世界に向けたメイドインジャパン

□■□ 総 括 □■□

工場もブランド力をつけ、工場発信を目指す。

狙いの品質
        =作り手の目線と買い手の目線の差を理解する。

講演最後の部分は、我々JAPAN-FPOの活動が意図するところでもあります。

活発な質疑応答(強請的)を含め、2時間の講演は大変内容の濃いものでした。

柴山先生、貴重なお時間誠にありがとうございましました。

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